健康寿命の伸長は人類の悲願である。その悲願の達成と医療費の削減は表裏の関係にある。健康寿命が延びることは医療費が減少することであり、健康寿命が短縮することは医療費が増加することである。
いまこそ、未病管理の重要な時がきている。未病とは「未ダ病にアラズ」であるから病気になる前に管理することが重要である。未病は病気ではないが病気の手前に差し掛かっている心または体の状態であるから今、管理することが健康寿命を伸長させることになる。しかし、未病概念の解釈を間違えれば未病概念の存在は無意味になる。だれが、主張したか、どの団体が主張したかはどうでもよい。今、本物の未病管理を普及し国家百年の計としなければならない。